会長の挨拶

会長の挨拶

 平成27年4月1日に任意団体であったCB 工法協会は一般社団法人CB工法協会としてより充実した形で再出発しました。

 CB工法は平成元年に愛知工業大学で開発されました。その後、大阪府産業技術総合研究所との共同研究として発展しました。その成果としてCB工法は大阪府と共同研究者との共有特許が成立しました。平成の始めより、全国の建設会社の幅広い支持を受け、現在に至っています。平成26年には年間260万カ所の施工実績があり、鉄筋溶接継ぎ手では市場占有率1位となっていると推定されます。

 この度、より幅広く使用していただくため、ホームページも再構成しました。皆様の技術的なご要望に応えることができるものと確信しております。今まで、このホームページは鉄筋溶接継ぎ手の情報源として皆様にお使いいただき、多くのご意見を頂いております。今後、さらに充実した情報源として改良を続けます。

 愛知工業大学ではCB工法の他SB工法、H-SB工法の開発も行い。これらも幅広い支持を受けることができました。しかしながらSB工法、H-SB工法は鋼板裏当てのためやや品質管理に問題が生じています。なるべく品質管理の確実なCB工法をお使いいただくようお願いいたします。

 数多くの鉄筋溶接継ぎ手工法がありますが、CB工法に皆様のより一層のご支持をいただきたいと、お願いする次第です。

平成27年4月1日 一般社団法人CB工法協会 会長 尾形素臣

愛知工業大学名誉教授
一般社団法人 CB工法協会会長 尾形素臣